ミニマルパンでは小麦粉のパン作りと、ネット情報では解決できない健康の悩みや疑問に対しての考え方や知識を身につける講座です。
私の講座はグルテンフリーではないのに、不調やアレルギー、体質だと思っていた悩みが次々解消していく方はとても多いです。
健康のために小麦をやめて、米粉にシフトしたかたやグルテンフリー調味料は高いけど体のために!と続けてもこれという改善も変化もなくて。米粉は善いもの!と疑わなかったけど、ミニマルパンの記事をみて「油」「余計なもの」「穀物粉の農薬」の存在にハッとした。
こんなお声をよくいただいています。
麦は本当に悪?
麦は米と並び弥生時代から栽培されているものです。
日本の庶民は米の常食はほんの150年ほど。それまでは米、麦、雑穀類を混ぜて主食としていました。
うどんの歴史ある四国やほうとう文化の山梨は、地形的に稲作が行いにくいため、麦を栽培し主食として今も常食されています。
今の小麦は性質が変わって体に悪い!などの情報も多くありますが、そもそも日本人は小麦や小麦の持つタンパク質=グルテンを消化吸収できる体の構造を持っています。
小麦叩きの記事を見て思うのは、
【安全性の高い小麦を栽培している生産者や小麦知識を深く持つ専門家、小麦から健康改善データを持つ人】
以外の方が実績やデータなく小麦が悪い、怖いものと発信していることは多いです。
情報が増えた今、個人が情報の精査能力を上げることも大切です。
私のところでは、小麦パンの頻度を上げるほどアレルギー症状の軽減、頭痛や便秘の減少、胃の不快感や腸の重さに変化を感じて、甘いもの、刺激の強いものを欲さない体に変わっています。
ミニマルパンで伝える小麦パンで最近の事例では
・数十年辛かったアトピー・便秘が3ヶ月経たずに解消できた30代のママ
・天然酵母パンや発酵品を取り入れた生活だったのに、お腹の張り、下痢、ごくひどい冷え、毎日のように起きる頭痛などが3ヶ月で軽減。今では毎朝お通じがあり、頭痛頻度も減少。辛かった寝起きも以前より楽に起床できるようになった50代女性。
・米粉パンにシフトしていたが、手荒れや赤みは解決しなかった方が、米粉パンをストップ+小麦パン開始で今年の冬の手荒れトラブルなし。4ヶ月小麦パンを食べていても、不調は起こっていない40代女性。
このような変化がでています。

グルテンフリーより重要なのは
グルテンが腸に穴をあける。
腸壁の網目を荒くして血液中にグルテンが漏れる
など一見小麦を避けたくなるような情報もありますが、小麦を常食してきた江戸時代の日本人やうどん文化の香川県に腸のトラブルが多いということはありません。
現代の腸のトラブルの原因の多くは脂質、
油、
肉類、
健康志向のための食物繊維、
プロテイン飲料、
パン用小麦の高タンパク質
の摂取頻度の高さです。
市販パン、パン屋さんのパン、家庭で作るパンであっても、パン用小麦を使うので、消化負担の点は変わりません。

これらを日々体に取り込むことで消化器は疲弊し、修復が遅れ、状態が悪いのにまた次の消化吸収を続けるというサイクルが起こり、腸壁は弱く、ただれたようになり本来の働きができなくなるのです。
すると、小麦以外のものを食べても調子が悪い、体のだるさ、便秘や下痢、肌や爪、髪トラブルや乾燥が増える、免疫低下などを引き起こします。
つまり、1つの食材があらゆる不調の根源ということはなく、これまでの習慣や食べる頻度の高い食品が慢性的な胃腸負担を増やして腸が弱った結果、不調になって現れると言えます。
何かをやめる、特定のものを増やす・制限するより、体質や今の体の状態に合う食選択が本当の最初の一歩です。
自分のための選択基準、持っていますか?
一般的な食の選択法や体に良いと言われがちな食材は、すべての人に合うとは言えず、合わないものを長年続けて、より体を悪くしてしまう方も私は多く見てきました。
自分に合う基準を知ることで、健康状態は本当に大きく変わっていくんです。
我慢や排除で精神的負担を増やすより、合うものを知る方が効果的で簡単です。
だから私からはパン好きな方はパンを食べる健康法をお勧めしたいと思うし、パン好きな子には成長や体の生理機能を邪魔しないパンを家庭で作り食卓にあげてほしいと思っています。
そのための材料を選ぶ基準や判断できる少しの知識を身につけることは、生涯役立つ身を守る術になると思っています。
一般論より、焦点を自分や家族に向けて食を学びたい!パン作りを習得したい!という方にピッタリなマンツーマン普通受講と
在宅オンライン講師の夢も、健康も叶えたい方には講師受講のコースをご用意しています。