トマトは夏物だから敬遠⁈その情報本物でしょうか。

夏野菜のトマトを秋も食べれば不調の原因!

などいわれることがありますが実際は真夏のトマトより秋のトマトの方が栄養価や糖度が高いと言われています。

情報だらけ。何を基準に考えればいいの??

現代は情報が多く、健康に関してどの情報を信じたらいいかわからない・・・と度々感じることがあると思います。

今日はトマトを例にあげますね。

トマトの旬は真夏。暑いからよく育って太陽を浴びて栄養価も満点!のようなイメージがありますね^^

実際夏は成長サイクルが早いから収穫量は多くなり、日差しが強いから赤くなるペースも早いですね。

その真夏よりも秋の露地栽培のトマトの方が栄養価が高いと言われています。

11月14日に収穫したトマト

なぜ夏より秋は栄養価が上がるのでしょうか?

本来トマトは高温多湿が苦手です。

多湿で根が弱りやすくなります。

高温多湿では病気や虫も発生します。

多雨の日本の夏は土の水分が多くてトマトの実が割れることもあります。

トマトは本来持っている性質に合う秋の気候なら成長速度がゆっくりでも病気、虫に罹ることもなく健康的に成長し、乾燥した環境も手伝って美味しさも凝縮していきます。

枝や葉が最小限の秋トマト

収穫量で考えても、夏はたくさん採れるからたくさん食べて

・水分補給

・肌の再生にビタミン

・体の熱を冷ます

これらに役立ちます。

秋のトマトなら日照が変わり赤くなるにも時間を要すので収穫量は少なく、自ずと少量をいただくことになり、多く食べて体を冷やすこともありません。

トマト自体はじっくり成長して栄養価が高まります。

秋の気温に合わせた食べ方に調整すれば

・リコピンは油分に溶けやすいので油分といただく

・生食ならトマトを冷蔵保存しない

・スープなどの加熱調理を行う

このようにして栄養価の高い露地栽培の秋トマトを健康的に食べることができます。

トマトの持つアルコール分解作用や脂肪燃焼促進効果も期待できます。

現代は季節に関わらずいつでもなんでも店頭に並びますが、季節、時期に収穫できるものを食べることが体には適しています。

関東ならもう少しの期間、露地でトマトが収穫できます。

つまり、よく見る「トマトは夏のもので秋になったら食べるのをやめましょう」という情報が正確ではないと言えるのです。

栽培の現状や性質を少しだけ知ることで、情報に流されずに済みます。

季節気温に逆らって人工的に育てる作物には薬品類を多く使わなければうまく育たず野菜の持つ風味香りも薄れています。

その理由もまた書きますね。

秋にトマトを買うなら気温の高い産地を探すのも1つですね。

畑のある暮らしで学べたこと

食の選択は、机上一般論ではカバーできないことが本当に多いと感じています。

本来の特徴や性質を見ずに、知識を語っても解決できないことが起きてしまいます。

だから私は農薬、肥料を一切使わずに野菜を育て、タネをとり翌年につなげ、そのサイクルが人の健康や生きる力を作ると自然農から学んでいます。

麦の穂のでき始め)↑   麦はこんなふうに穂が大切に作られ始めます。

ミニマルパン講座ではパン材料や食の安全性を詳しく知っていただくために栽培方法、食品の選び方考え方に関しても座学で学んでいただいています。    

厳選した小麦粉をミニマルパン講座で使う理由が学ぶことでよく理解いただけると思います!  

「食から健康を守る」とは、自然と人とその土地環境の関連性を知ることが基本だと思っています。    

また書きますね。

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この記事を書いた人

加藤みきのアバター 加藤みき オイルフリーミニマルパン講師

オイルフリーの小麦パンで健康を伝えて講師歴14年です。パンには不要な油分砂糖を加えませんが、体に必要な油は摂取しています。制限ではなく食べるものを選ぶことで体を整える食生活を講座で伝えています。
オイルフリーのパンを10年食べ続けた私の結果は、体型も体重も変わらず以前必要だった抗生剤や胃腸薬が不要になって体調を崩す不安もなくなりました。食の整えは将来の健康を作り、こどもたちの食は未来の活動や学力も変えることができると思っています。
自分自身や子供の健康をパンのある食卓で実現したい方、
オイルフリーのミニマルパン講座を将来仕事にしたい方へお届けしています^^

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